病態栄養学講座・臨床栄養学分野・臨床食管理学分野同門会の皆様
新年、あけましておめでとうございます。
同門会の皆様には、恙なく新年をお迎えのことと存じます。
昨年は、教室を担当させていただいてから最初の年となりましたが、何とか無事に1年を終え安堵しております。これも、偏にスタッフや学生の皆さんの不断の努力の賜でありますし、また同門会の皆様のご支援によるものでもあり、心より感謝申し上げます。
さて、臨床食管理学分野では、昨年の3月に米国コロラド大学に留学していました増田真志先生が助教に着任し、4月に奥村仙示先生が徳島大学AWA(OUR)サポートシステム女性研究者プロジェクトに採用され講師に昇任されました。現在は、スタッフ3人体制で教育・研究に取り組んでいます。嬉しいことに、4月には山本浩範先生が仁愛大学教授に昇任、西田由香先生が東北文化大学教授に着任されました。同門生の活躍は、学生にとっての身近なロールモデルとなりますし、我々スタッフにとっても大変嬉しく、また励みにもなります。益々のご活躍をお祈りしております。
平成27年度の卒業研究の4年生は7名、大学院生は博士前期課程が12名、博士後期課程が8名(社会人4名を含む)となっています。卒論生は、年末に卒業研究発表を終え、管理栄養士国家試験の準備を本格的に始めたところです。今年も全員が合格するように願ってやみません。また、早くも2月からは新しい卒論生が8名入ってきます。毎年のことですが、4年生の1年間は卒業研究を通じて著しく成長する時期だと思います。教室の方針であるDietitian Scientistを目指して頑張っていただきたいと思います。
国公立大学は本年度で第2期の中期計画を終え、来年度からは第3期の中期目標・中期計画に従い教育・研究を進めていくことになります。第2期では栄養学科は医科栄養学科に改組となりましたが、第3期では、医科栄養学科の卒業生に対応した大学院履修コースの設置、学部のカリキュラムの見直しなどが予定されております。
教室としては、引き続き教育・研究に注力し、栄養学分野で活躍する人材育成に取り組んでいきたいと思います。同門会の皆様には、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
2016年1月 竹谷 豊